想像力を表現力に
豊かな想像の世界を持っている魚座ですが、ほとんどの人はそれを現実の世界で表現することはありません。
その必要はないと感じていることが主な理由かもしれませんが、もし本当は表現したいと考えているなら積極的に行動に移していくべきでしょう。
それが芸術活動である必要は全くなく、自分らしいライフスタイルだったり、立ち居振る舞いや服装だったり、言葉や音楽などを介した表現などかもしれません。
仕事で理想を追求するのも良いですし、趣味の世界で自由に遊ぶのでもよいでしょう。
頭の中にあるものをできるだけ現実社会で表現してみましょう。
自分ではとるにたりないことだと思っていても、じつは素晴らしい価値が隠されているということもあります。
しかし何よりも大切なことはイメージを現実に押し出していくとによって、人生が深い部分で自分とつながり心からの喜びに満たされるということです。
癒しの力を活かす
生まれながらにして癒しのパワーを秘めている魚座は人と接する仕事が向いているといえます。
相手の心に自然に入り込んでいくことができるので、特別なテクニックを用いる必要もないかもしれません。
セラピストとしての才能は非常に高く、とりたてて難しいことをしなくても、心をピュアに保ち優しい心を持ち続けるだけで癒しの力が湧き上がってくるでしょう。
ただし「人を癒してあげよう」と考えすぎるとその才能は消え去ってしまう可能性があるので注意が必要かもしれません。
万が一、自分には癒しのパワーがあると思いこんだなら、そこには邪なものが入り込んでくるでしょう。
相手を思いやり、その存在を包み込んであげようとするピュアな感覚こそが魚座の持つ特殊な才能だといえるのです。
のびやかな感性
魚座の柔軟な感性はあらゆる常識をとびこえて作用することがあるため、直感的なヒラメキを得ることがあります。
文芸や芸能・芸術的な才能のみならず、理数学的な才能もあり、その場合は理論を組み立てていくというより直感的な力を使って答えを導いていくでしょう。
抽象的なものを抽象的なまま理解するという能力があるため、本人にしか分からない難解な答えをみつけることもありえます。
それを普通の人間にも分かるような表現に変換することができたなら天才と呼ばれるかもしれません。
人によっては宇宙的感覚とつながってスピリチュアルな体験をすることもあるかもしれませんが、そのような場合は、現実社会とのバランスを取ることを心がけた方が才能として開花しやすくなります。
魚座の感性は非常にのびやかで柔らかいものなので、環境を選ばすにあらゆるところで発揮できる可能性を秘めています。