人工的すぎる
あまりにも洗練されすぎて全てのものを削ぎ落としたようなものは魚座の好みには合いません。
どこか温かみを感じさせるようなもの、有機的なもの、余韻が残るようなものなどのほうが感覚的にしっくりくるでしょう。
古くからあるシンプルな美しさというのは良いですが、人工的で人間味の感じられないようなものにはなんとなく違和感を感じます。
人でもモノでもスクエアすぎたり形式ばっているものはあまり好きにはなれません。
無機質なものに対しても感情移入してしまったりする魚座ですから、あまりにも人工的で冷たい質感のものを見ると、自分とは別世界のもののように感じてしまうのかもしれません。
美しくないもの
頭で考えることなく感性で好き嫌いを決めてしまう魚座は、最も単純な意味において「美しくないもの」を嫌います。
それが良いことかどうかは関係なく、感性として受け入れられないものはどうしようもありません。
だからといって美へのこだわりがとくに高いわけではないのですが、美しくないものに必要以上に拒否反応を示すことがあります。
魚座は良いものも悪いものも全てを自分の中に取り込もうとする性質があるため、「できれば美しくないものは取り込みたくない」と無意識に感じているのかもしれません。
もし気に入らないならば放置しておけばよいだけですが、魚座にはそれができないのです。
しかし美しくないものは好まないといっても魚座の基準はあいまいなので、他の人からは理解できないような独特の美意識をもって美醜を決めていることはありえます。
ウソと偽善
純粋であるものに対して高い価値を置く魚座はウソや偽善などを非常に嫌います。
それらは非常にたちが悪いものだと感じていて、偽りであると同時に人の心をもて遊ぶ下等な態度だと思っているでしょう。
偽善的な態度をとるよりは、まだ何ももしないほうがましだと思っているかもしれません。
もしそんな人が目の前に表れたなら、魚座は鋭い直観力ですぐに見抜いてしまうでしょう。
しかし大人になると自分自身もウソ偽りの世界に生きていかなければならないこともあり、そうなると強いストレスを感じてしまいます。
ちなみに魚座がどうしてもウソをつかなければならないようなときはウソではない程度のギリギリの事実でごまかすことになります。